ダヴィンチmini 感想
3Dプリンタ未使用でダヴィンチminiを買って
しばらくたちます。
4万円以下の値段で子どものおもちゃを
色々作れるのはとても便利ですが
元を取れるかというとそうでもありません。
その理由は造形物の完成度の低さです。
どうしてもプリント中に下面が浮いて変形するのです。
他にもバリが出たりしたものを見ると
どうしてもがっかりしてしまいます。
これは高価なプリンタであれば起こらないのかもしれません。
ですが、多少の変形などはやすりがけで対応できます。
これまで印刷したものは子どもたちは遊んでくれていますし、
何より使いやすいし説明が丁寧です。今まで大きな問題は起こっていません。
結果として初めての3Dプリンタでダヴィンチminiを買ってよかったと思います。
正直いいプリンタが欲しいという気持ちはありますが
光造形、フルカラーなど理想を言い出したら値段は天井知らずです。
当分はこの機種で楽しんでいこうと思います。
安い3Dプリンタは大きなものを印刷するのが苦手
ブロックコースターにはまる漏斗を作りました。
数学的に正しい漏斗を作れば
球が中心に落ちる速度をそのまま利用して
穴から離れることができます。
SF映画などで出てくるロケットを地球外惑星に飛ばすときに
使うスイングバイみたいなものです。
しかし、その数式がわからなかったので
曲線は適当です。
ですが、動作はなかなか。
ブロックコースターを買ったので、3Dプリンタで漏斗を作りました。
— 本城二三男@4歳は訳がわからないことばかり言う (@YHMScq01vLa3x9C) August 31, 2019
アンパンマンブロックにもはまるので入っていたブロックに追加して凄いのが作れる #3Dプリンタ #ブロックコースター pic.twitter.com/6wFAGiHonX
2歳の息子は落ちるのを待てないので
手で押し込んでしまう。
FreeCADで面に垂直な面でスケッチ データムの使用
下のように面に垂直な位置にスケッチを作成する方法を説明します。
ワークベンチはpartdesignです。
垂直なスケッチを作成したい面をアクティブにします。
データム線を作成を選択します。
これはこのまま『OK』を選択します。
作成された『DatumLine』をアクティブにして
赤丸の『新しいデータム平面の作成』を選択します。
赤丸のアタッチメントモードの『オブジェクトのYZ』を選び
『OK』を選びます。
※作成したい面の位置を変えたい場合は下のアタッチメントオフセットで
位置、角度を変更できます。
作成された『DatumPlane』をアクティブにして
『新規スケッチの作成』を選択すると
その面にスケッチを作成できます。
ブロックラボとレゴデュプロは互換性がある
アンパンマンブロックと
レゴデュプロも同じサイズではまるので
アンパンマンブロックにはない
部品をそろえることができます。
ですが、今回はブロックラボのアンパンマン人形が
使える公園3点セットの滑り台、ブランコ、シーソー
を作りました。
ブランコは人形が立ったまま、
シーソーも座ったまま揺れて人形が落ちないように作りました。
これで公園ごっこがはかどります。僕がいなくてもいいくらい。
モデリングの途中で最近娘がはまっている
ドミノ倒しにも使えたら面白いかと
思ったので滑り台はドミノが乗るように
作を作らなかったのですが
そのせいで滑り台の見た目がいまいちになってしまいました。
横着はいけません。
完成はこちらです。
3Dプリンタでアンパンマンブロックに合う滑り台、ブランコ、シーソーの公園セットを作成。
— 本城二三男@4歳は訳がわからないことばかり言う (@YHMScq01vLa3x9C) August 7, 2019
せっかくなのでドミノ倒しで動作を確認 pic.twitter.com/t5BD9wrWm6
https://twitter.com/YHMScq01vLa3x9C/status/1159081474361974784
ダヴィンチmini w+ 使用上の注意点
作りたいものをモデリングでき
いざ印刷すると下のようになることがあります。
印刷の途中で造形物がずれて
でももちろん3Dプリンタはその事に
気が付きませんのでそのままフィラメントを出すと
このようなことになります。
では何故造形物がずれるのか
原因の1つは反り返りでしょう。
ただ印刷する上での反り返りを防ぐことは
なかなか難しいです。
またはバランスが悪いかです。
僕の行っている対策は
1、ラフト、または底辺を作成する。
印刷時間もフィラメント使用量も増加しますが
反り返りへの効果はてき面です。
ラフトの方がしっかりプラットフォームにつきますが
ラフトを付けると印刷の底面が荒れてしまいます。
2、プラットフォームにのりを塗る
室温が25度以下ならのりを塗ることを公式も推奨していますが
僕は毎回塗ることにしてます。
完成した造形物をプラットフォームから外す時にも
のりを塗っていた方がはがしやすいです。
3、重心を低くする
バランスが悪いと途中で傾いて失敗するようなので
なるべく印刷が低くなる向きで印刷するか
ばらばらに印刷して接着剤でつけるかです。
こどもに3Dプリンタではさみを作ってあげたらいろいろ捗る
はさみを作成しました。
はさみは危ないので子どもたちには渡してなかったのですが
刃のないこれは安心です。
美容院ごっこをしたいと言われたので3Dプリンタではさみを作った。刃がないので安全。
— 本城二三男@3歳児によく怒られる (@YHMScq01vLa3x9C) July 22, 2019
息子はアンパンマンを椅子に座らせてチョキチョキしてるけど、その方もともと髪の毛ないで pic.twitter.com/itDp43Foqg
髪の毛のカットの遊びができることで
子どもたちは大喜びです。
2歳の男の子は私の後ろに立ち
「ちょきちょき」と口で言って
はさみで遊んでいます。
たまに耳も挟まれますが
痛くはありません。
でも、もしかしてだけど
彼はわざと耳を挟んでいるのではないかと
疑っています。ですが、楽しそうなので
そのままにさせておきましょう。
総じて作ってよかったはさみですが
唯一問題が。
1本のはさみをめぐって兄弟喧嘩が
頻繁に起こるのです。
もう1本作ろうかな。