FreeCADでのスケッチの対称拘束、鏡面コピー 補助線の利用を行います。後編

後半始まります。

前編はこちらです。

４、底面から穴をあける。

前編の似た操作のところは省略していきます。
次に内部構造を作っていきます。
立方体の下面を選択します。
『新規スケッチの作成』を選びます。

赤丸の『長方形の作成』を選び
スケッチします。
縦の２点とX軸を選び黄丸の『対称拘束』を選びます。
横の２点とY軸を選び黄丸の『対称拘束』を選びます。
縦と横の辺を選び緑丸の『一致拘束』を選びます。
右上の１点を選び黒丸『I』を選びます。
数字を14.4mmと入力します。
緑色になり拘束されたら『close』を押します。

赤丸の『ポケットを作成』を選びます。
立方体の高さから上面の厚みを引いた
31.8-1.5を長さに入力します。
『OK』を押します。

５、内部構造を作る。

内部の天井を選んで
『新規スケッチの作成』を選びます。

赤丸の『外部形状にリンクするエッジ作成』をクリックします。
内側の正方形の辺を全て選びます。
右クリックでモードを終了します。

このままではエッジがわかりにくいので
その他を非表示にします。
赤丸の『モデル』を選びます。
モデルツリーが見えます。
その中のカラーの部分が見えているところですので
pocketを選択してキーボードのスペースキーか
右クリックから『表示の切り替え』を選びます。

長方形を作成して縦1.5mm横1mmで作成します。

右上の頂点と正方形の上辺を選びます。
赤丸の『点をオブジェクト上に拘束』を選びます。
長方形の右上の頂点を選び
黄丸の『水平拘束』を選びます。
数値は-7.5mmと入力します。

下のようになっているはずです。
これを同じように８個作ります。

赤丸の『タスク』を選びます。
『close』を押してスケッチを終了します。

赤丸の『押し出し』を選び
数値を31.8-1.5-1とします。
『OK』を押します。

再び内部の天井を選択して
『新規スケッチを作成』を選択します。
原点を中心に半径5.4mmと半径6.6mmの
２つの円を作成して『close』を押します。

『押し出し』を押して
数値は31.8-1.5-2mmと入力します。

三度内部の天井を選択し
『新規スケッチの作成』を選択します。

赤丸の『外部形状にリンクするエッジを作成』
を選び内部の正方形と中の柱の外側を選びます。
右クリックでモードを抜けます。

赤丸のモデルタブから
Padを選びスペースキーを押すか
右クリックの表示切替を押して
透明化します。

『長方形の作成』をクリックします。
おのおの頂点が正方形と円に接するようにします。

長方形の縦に並んだ２点と間の軸を選び
赤丸の『対称拘束』をクリックします。
同じく縦の２点を選び黄丸の『距離を拘束』を選び
数値を1mmとします。

同様に後３か所作ります。
タスクから『close』を押します。

『押し出し』を選び数値を
15mmと入力します。

モデルは完成です。
次回はこのデータを使って
印刷します。